大晦日ザッピング日記

色々あった大晦日
結局、誰が勝ったんでしょうかね。


秋山と三崎。
勝利の瞬間は興奮したけど、その後、高田に張り手を受けたり、秋山を自分勝手に呼びつけてマイクアピールしたりする三崎に、急速に冷めていくのを感じました。
ただ強いだけじゃだめだ、ってのは秋山に対して語られる言葉でしたが、三崎も同じだなぁ。「お前の事を許さない」なんて言葉を、マイクを使って言ってはいけないですよ。たった今、KOした相手に対して。
秋山を許したり、許さなかったりできるのは、唯一桜庭だけでしょう。
(亀田にしつこく謝罪会見を求めるマスコミに「僕はもう許したのに、誰に謝るの」と語った内藤の姿が思い出されます)
まぁ秋山が勝ったら勝ったで、もの凄い傍若無人ワールドが展開されたでしょうけどねぇ。どっちもどっちすぎる。
「日本人は強いんです」発言については、三崎がどこまで考えての発言かは知らないけど、ある種の反則行為である事は間違いないです。


ヒョードルとホンマン。
試合中すぐにアザのできるヒョードルを見て、「あぁ本当に顔の皮膚が弱いんだなぁ」と高阪戦を思い出したり。
ホンマンは、パウンドを捨ててスタンド勝負に徹すれば勝てたんじゃないかとも思います。ユン・ドンシク一派に学んだりね。
ヒョードルのゴムまりのような腕十字はいつ見ても美しいですけどね。


腕十字と言えば、青木と韓国人柔道家
左目が完全に潰れてるのに続行するドクターとセコンド陣と本人にびっくり。
でも、銀メダリストのあの腕十字には驚きました。
あと、前から思ってたんですが、青木って気持ちは決して強くないですよね。
弱いわけじゃないけど、繊細というかナイーブというか。
心の動揺が試合から伝わってくる感じは、悪く無かったですね(ひねくれ)。


田村と所。
TBSではカットされてましたが、試合後に前田ともめたらしいですね。


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2007/2007123103/7.html


もの凄く悲しい気持ちになりました。そんな正月はいやだ。


試合は、どうなんだろう。田村が判定でなく一本で勝った事に谷川が「さすがですね」と感嘆してたのが全てというか。
田村がこれからどうするべきなのか、なかなかいいアイデアがない。
しかし貯金はもう底を尽きかけているような気もする。
真剣に考えるべき時だと思うのだけど・・・


船木と桜庭。
髪を下ろした船木は意外と若く見えたなぁ。
桜庭は、この一年でちょっとは休めたのかなぁ。
桜庭が勝って笑ってる所をみると、無条件に癒されるなぁ。
なーんて感想でした。
ある種、今年の桑田真澄のような境地に達してますね、桜庭。


あとは何だっけ。
KIDの試合はいつ見ても面白いなぁ、とか。
滝本はいい顔つきになってきたなぁ、とか。
「やれんのか」の実況が、妙に昔ながらのアナウンサーばかりで面白かったなぁとか。
「やれんのか」提供の試合がTBSで視聴率を取ったら、谷川は方向性を変えるのかなぁ、とか。


まぁ、そんな事を考えましたよ。
2008年は格闘技界はどこに向かうのでしょうかね。
とりあえずZSTの今後についてHPなどで全く告知されていないのが、心配でなりません。