【ZST】KEEP ON 〜2006.5.28 ZST GT-F2〜
ZSTは久しぶり、なのかな?最初の頃はよく行っていたけど、
この前いつだったかは思い出せない。
今日はフェザー級のグラップリングトーナメントGT-F。
所英男や勝村、バレット・ヨシダなんかが一日で8人トーナメントをやるんだから、面白そうだなぁ。
雨が降るなか、ディファ有明へ。なんとか犬さん(名前ね)と犬なんとかさん(名前です)に会う。
入ってみて意外だったのは、客の入り。
何回か前の大会では、前売りがソールドアウトになったと聞いていたから、
今回もディファだったらかなりの入りかなぁと思っていたが、そうでもなかった。
最終的には満席になったけど、席の並び方には余裕があるんじゃないの、とはなんとか犬さんの弁。
僕もそう思った。所バブルが終わったんじゃないのとか、そんな事も言ってたな。
そうかもね、でもそれはそんなに悪い事でもないかもな、と。
席は前から2列目。
常に前にGAORAの巨大カメラマンがいるので、真ん中の攻防になると、破壊的に見にくい。
いや、カメラが巨大なんじゃなくて、カメラマンが巨大。
動き回る仕事で、よくそこまで太れるなと、ちょっと感心してる場合じゃない。しかも足場に乗ってる。
休憩中に撤去しようかと真剣に考えた。
まずは開会式。音楽はいつものように、ツボを押さえた感じ。
順番は忘れたけど、アイドルコンサートのような演出でZSTガール登場。
小野寺愛さんが「二度目の卒業」という事で挨拶。
後ろに座ってた所が目当ての女の子は、明らかに「何じゃそりゃ」って感じだった。
まぁそうだよな。
続いて全選手入場。正面に向かって斜めに並ばせたいらしく、
ZSTガールの人たちが、後ろから選手の立ち位置を微妙に直していたのが、
お母さんか先生みたいでおかしかった。
古田さんのアナウンスはやっぱいいなぁ、とも。
えーと第1試合。勝村周一郎vsなんとかラインハート。
小さいフィル・バローニといった風情のラインハート。
青く染めた髪。入場すると、もの凄いスピードでタックルの足運びを練習する。
どうしてもバローニの印象が取れないから、違和感が拭えない。
黒人が裁縫してる、みたいな。
試合展開は・・GAORAが邪魔で見えねーよ、のうちに勝村の三角締めが決まる。ふむ。
第2試合。所英男vs今泉堅太郎(何も見ずに思い出せるのは珍しいな)
ZSTの煽りビデオはいつもの事ながら面白い。
「いわゆる<負けられない理由>があるのだ」とか、
「みのもんたさんに、凄い表情をさせてしまった所英男」とか(あやふや記憶だが)
ツボの付き方と、押す力が絶妙。言葉は多くても説明は丁寧じゃない。
常にZSTを気にしている人以外を軽く「おいていく感じ」が快い。
後ろのTBS経由の女の子は受け入れられたかな。
サンボの今泉は「天心の刺客」というキャッチフレーズ。
「前回の<色々な意味でのリベンジ>を狙う」と紹介される。
前回を見ていない自分にはよくわからなかったので、
犬なんとかさんに「なんか前にあったんすか?」と聞くと、
とても嬉しそうに「色々あったんですよー」と言われる。いや、教えてよ。
試合はスタンドでは今泉。極めにいく姿勢で所という感じか。
所が下になった時に、今泉がバク宙でパスガードを狙い、
うまくいかず、相手の足のなかにそのまま着地したのにはびっくり。
あんな事が出来たら、毎日楽しいだろうなぁ。
2Rには所もマネしていたが、これは疲れただけのようにも見えた。
1R最後にはバックをしっかり取ったりした所が判定勝ち。
2R終わって判定に入った時には「やだぁーもぉー」と心配していた後ろの女の子たちも一安心。
顔を全く見なかったんだけど、どんな人たちだったのかなぁと、書きながら興味がわいてきた。
第3試合はバレットヨシダと奥出雅之かな?下の名前は自信なし。
でも今回はネットで調べずに書ききるぞ。
バレットは雑誌で名前はよく見るけど、試合見るのは初めて。
なんか高阪を四方八方から押しつぶしたような、密度の濃い体と顔。
これはオーラというんでしょうか。
奥出さんは、勝村のブログとかで変な人というイメージがあったんだけど、
意外と顔はまともな長南って感じ。侍風のコスチュームはリトアニアで使ったんですかね。
試合展開はこれも「GARAで見えねーぞ」→「あ、チョーク決まってた」みたいな感じ。
必死に粘る奥出。セコンドが「もう大丈夫だ!」とか
「相手、今ので力使い切ったぞ」など、もの凄い気休めを言い続けるのが笑う。
昔ボクシングやってる時、試合でパンチ食らってフラフラなのに
「前田ー効いてないぞー」と先輩に応援された事を思い出した。
それは僕しかわからないっす。
んで気休めも打ち止めになった所で一本。強いですねバレット。
第4試合は大石vsカポエラ+柔術世界王者のブラジル人。
名前は・・・シャーレスとか言ったけど、さすがに思い出せない。あとで答え合わせします。
んで、このカポエラの人が強い強い。大石って人も強いんですよね?と確認したほど、子供扱い。
暖簾をくぐって馴染みの店にはいる、くらいの気安さでひょいっとパスガード、
カウンターに置いてある灰皿を取るように腕十字。
「ZSTの藤原喜明」と紹介されていた大石さん(風貌はヴォルクハンorKIDの親父)は、
自分の膝を持ってクラッチを切られないようにして、必死に耐える。
ああ、このやり方俺知ってるよ
、田村さんがKOKでノゲイラとやった時にやった耐え方だよね。
知識が少ないから、知ってる事があると、すぐに隣の人に言いたくなる。
最後は腕がらみをじっくり行くと見せかけて、何かを狙ってる様子。
それも、なんかハンとか田村が旧リングスルールの時によくやったフェイントのかけ方だなぁと思ったけど、
あんまリングスリングスって言うのもなんだよなぁと思いながら、
でもやっぱ言おう!と思って横向いた瞬間に、腕十字にスイッチしたらしい(笑)。
やっぱり!ていうか、わかってたなら目を離すな、俺。
でも凄いなカポエラの人。試合後には片手で体を支えるカポエラムーブもしてたし、
この時点で、誰かにもの凄く自慢したくなる。お前、この人知ってるかよって。
犬なんとかさんによれば、柔術系の試合には既に出ていたそうで、それ関係の人には有名らしい。
「まえださんも「プロ柔術X」に来れば見れますよ」なんだそのプロジェクトXみたいな大会は。
でもこの人がいるんなら、行ってもいいかなぁ。でも、そういう事でも無いような気がするな。
たぶん「ZSTに出てきた」彼が大事なんすよね。
技術はプロジェクトXと変わらなかったり、その頃の方がしっかりと見れるのかもしれないけど。
それは同じ人のようで、同じ人じゃない気がする。
んで休憩。ロビーでハイネケンを1杯。なんかいつもほど美味しくない。
直前にカルビラーメンを食べてきたせいか。ビールが不味いと、何かとても心配になる。
僕の体調か?ビールへの愛が消えたのか?
犬の人も、不味いというからちょっと安心する。
グレープフルーツサワーに切り替えたけど、やっぱこれがお酒とは思えない。
・・・・・・
ここまで40分くらいで、だーと書いたのですが、朝風呂がわいたので、入ってきます。
昨日、飲み過ぎたんで入ってなかったんす。頭かゆいんです。
・・・・・
ああ、さっぱり!
と思ったら会社にいく時間だー
(続く)